投資ってお金持ちの人がするものというイメージをお持ちではありませんか。
違うんです!
今日は、サラリーマンの方こそ投資が必要な理由について解説します。
- 投資の必要性がわかる
- インフレとお金の価値の関係性がわかる
投資を始めるべき理由
それではさっそく投資を始めるべき理由をみていきましょう。
わたしが考える理由は大きく2つあります。
理由①労働で稼げる額は限度がある
自分の時間を売って働き、その対価として賃金をもらうのが労働です。
日本の平均年収は約440万円。今の年収を上げるためには
・より給料の良い会社へ転職する
・もっと働く(残業を増やす)
のどちらかしかないでしょう。
転職するにしても、必ず年収アップできるかはわかりませんし、会社員として得られる給料には限度があります。
では残業を増やしますか?それも嫌ですよね。
1日は24時間しかなく、労働にまわせる時間というのは限られていますので、残業を増やすのは良い解決策とは言い難いです。
つまり、会社員として働く以上、給料では稼げる額に限度があるということ。
ではどうしたらいいか。
ここで「投資」の出番なんです。
投資は、お金に働かせてお金を産み出してくれます。
将来価値が上がると思うものに自分の資産を投じれば、あとは利益が出るまで待っていれば良いのです。
もちろん、必ず成功(利益が出る)わけではないですし、定期的な確認や再分配などの調整が必要ではありますが、自分の時間を切り売りしなくてもお金が稼げる「投資」という仕組みに興味が湧きませんか?
理由②銀行預金ではお金が減っていく!?
え?どういうこと?と思った方もいますよね。
じつは正確にいうと「銀行預金に預けているだけではお金の価値が減っていく」ということです。
これはインフレが原因なんです。
インフレとはインフレーションの略。物価が上昇していく現象のこと。
例えば、1個100円のりんごがあったとします。
インフレが起きると物価が上昇し、りんごの値段は1個120円に上がりました。
そうすると、今までは100円でりんごが1個買えたのに、インフレにより100円では買えなくなってしまいますよね。
つまり、100円の価値が下がってしまったということになります。
日本は現在、年間で+2%のインフレを目標にかかげて政策などが組まれています。
また、世界情勢を見ても、これまで平均的に年2%程度インフレが進んでいるのが現状です。
それでは、こうした背景を踏まえて銀行口座の預金の話に戻りましょう。
例えば銀行に100万円預金をしているとします。
しかし、インフレで年2%ずつ物価が上昇すると、、、
10年度には82万円の価値にまで下がってしまうのです。
100÷(1+0.02)÷(1+0.02)÷(1+0.02)÷(1+0.02)÷(1+0.02)÷(1+0.02)÷(1+0.02)÷(1+0.02)÷(1+0.02)÷(1+0.02)=82.0348
同じ100万円でも、価値が下がってしまう=できることが減ってしまう なんて悲しいですよね。
ではどうしたらいいか。ここでまたしても「投資」です。
例えば、アメリカの10年国債の金利は4%前後※。
※2023年8月18日現在
これならインフレが年2%進んだとしても、預金の価値を下げないどころか増やしながら保有することができますね。
いますぐ必要ってわけではないけど将来のために貯金している・・・というお金はぜひ投資にまわしましょう。
知識をつけてリスク管理をすれば、インフレにも負けずにお金の価値を維持しながら(あるいは増やしながら)、保有していくことが可能です。
【結論】今からでも遅くない!投資を始めよう
今日は、
・投資はお金でお金を産む画期的な手法であること
・銀行口座に預けていてはインフレに負けてお金の価値が下がること
について紹介しました。
「投資なんて・・・」と思っていた方も、少し投資の重要性に気づいてもらえたのではないでしょうか。
サラリーマンのあなた。今からでも決して遅くはありません。
せっかくお仕事頑張って稼いだお金なので、損しないよう知識を身につけて投資を始めましょう!
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